問いを、日常へ。

問いを、日常へ。

私は本を読みながら、よくノートを取っていました。
心に残った一文を書き写し、自分の考えを書き留める。
その時間は、誰かの言葉を通して、自分自身と対話する時間でした。

問いを持つこと。
立ち止まって考えること。
すぐに答えを出さないこと。
そうした時間に、私は何度も助けられてきました。

しかし時代の変化につれて、物事は速さと効率が求められ、
SNSは次々と情報が流れてくる。
日々の忙しさの中で、考える前に判断し、立ち止まる前に次へ進んでしまう。
気づけば、自分が本当に何を考えているのか、何を問いとして抱えているのかを見失うことがあります。

しかし、人が変化するとき、その始まりにはいつも「問い」があると思っています。

このままでいいのだろうか。
本当に大切なものは何だろうか。
私はどう生きたいのだろうか。

明確な答えがなくても、その問いを持ち続けること自体に意味があります。
むしろ、すぐに答えを出さずに問いとともにいる時間こそが、思考や感性を少しずつ更新していくのだと思います。
TOIは、そんな問いのためのブランドです。

ノートを書くこと。
本を読むこと。
歩くこと。
走ること。
誰かと対話すること。

日々のささやかな実践の中に、問いを取り戻す。
TOIという名前には、「問い」という言葉そのものを込めました。
良い答えより、良い問いを。
私たちは、問いを持つことによって、自分自身を深く知り、世界との関係を更新していくことができます。

TOIは、商品を販売するだけのブランドではありません。
問いを共有し、
思考を深め、
感性をひらき、
社会を少しだけ生きやすくする。
そのための場をつくっていきたいと考えています。

最初のプロダクトは、問いを書くためのノート。
100人の問いを集めた小さな冊子。
日々の実践から自分自身と対話するためのキャップ。
これから、問いを日常に取り戻すためのさまざまなプロダクトやメディアをつくっていきます。

私自身も、まだ答えを持っているわけではありません。
ただ、問い続けることには価値があると信じています。
TOIは、そのための小さな試みです。

問いを、日常へ。

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