Beginner’s Mind に込めたこと

Beginner’s Mind に込めたこと

TURN ON INQUIRYの最初のプロダクトの一つとして、「Beginner’s Mind」という言葉を入れたキャップを作りました。

Beginner’s Mind。

日本語にすると、「初心」や「初心者の心」と訳されることがあります。
この言葉に惹かれたのは、それが単なる始まりの気分を表す言葉ではなく、問いを持ち続けるための態度そのものだと感じたからです。

何かを知っている。
経験がある。
一度わかったことがある。
そう思った瞬間に、見えなくなるものがあります。

慣れているはずの仕事。
よく知っているはずの場所。
何度も読んだ本。
長く付き合っている人。

日常の中には、すでにわかったことにしてしまったものがたくさんあります。
けれど、本当はその中にこそ、まだ見えていない問いが残っている。
TURN ON INQUIRYは、問いを日常にひらくためのものや場をつくっています。
問いは、特別な場所だけで生まれるものではありません。

本を読んでいるとき。
誰かと話しているとき。
歩いているとき。
走っているとき。
いつもの道を通っているとき。
ふとした違和感や、言葉にならない感覚の中から、問いは立ち上がってきます。

その問いに気づくためには、知っているつもりにならないことが必要です。
わかっていることの中に、もう一度入っていくこと。
当たり前に見えているものを、少し違う角度から眺めてみること。
自分の考えや経験を持ちながら、それでも新しく見ることを手放さないこと。
それが、TURN ON INQUIRYにとってのBeginner’s Mindです。



今回、この言葉をキャップに入れたのは、問いを頭の中だけに閉じ込めたくなかったからです。
考えることは、机の上だけで起こるものではありません。
外へ出る。
歩く。
走る。
身体を動かす。
風景の中に身を置く。

そうした時間の中で、考えがほどけたり、思いがけない問いが浮かんできたりすることがあります。
キャップは、その時間に身につける道具です。
Beginner’s Mind Capは、何かを主張するためのアイテムというより、日常のなかに一つの態度を連れていくためのものとしてつくりました。

Beginner’s Mindという言葉を身につけること。
それは、自分に向けた小さな合図でもあります。
わかったつもりになっていないか。
見慣れたものを、見落としていないか。
答えを急ぎすぎていないか。
その問いを、自分の中に持ち直すための合図です。
私たちは、答えを否定したいわけではありません。
けれど、すぐに答えを出すことだけが、考えることではないと考えています。
答えに向かう前に、問いを持つ時間がある。
問いとともに歩く時間がある。
その時間を大切にしたい。

Beginner’s Mind Capは、TURN ON INQUIRYの最初のプロダクトの一つとして、その姿勢を込めてつくりました。

問い続けるための、初心。

日常の中で、何度でも新しく見るための道具として使ってもらえたら嬉しいです。

>>Beginner’s Mind Capの商品ページはこちら

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